こんにちは。
神奈川県大和市、相模原市、東京町田市その他、横浜市や川崎市を拠点に活動している出張型ペーパードライバー教習のHOP STEP DRIVE !!（ホップステップドライブ）です。
ドライブが快適であるための条件の一つに、ETC対応車であるというのがあります。
現在、首都高速道路（以下、首都高速）を中心として高速道路のETC専用化がはじまっています。
そこで、今回は首都高速のETC専用化についてお伝えします。
この記事でわかること
高速道路のETC専用化について
2020年から首都高速がETC専用化開始！
国土交通省及び各高速道路会社は全国高速道路のETC専用化を進めていくことを発表しました。
首都高速をはじめとして、将来的には全国の高速道路がETC専用化されていく見込みです。
もし、まだETC非対応の車であればETC車載器設置の検討をお勧めします。
※出典引用元：首都高ドライバーズサイト
ETC専用化の目的とは？
ETC専用化の目的をかんたんに要約すると、
ETC専用化の目的
- 混雑の緩和
- 支払方法のスマート化
- 管理コストの削減
- 事故率の軽減 など
報道発表資料：ＥＴＣ専用化等による料金所のキャッシュレス化・タッチレス化について- 国土交通省 (mlit.go.jp)
など、ETC専用化を進めることは利用者側、管理会社側ともにメリットは多いようです。
現在のETC専用入口の導入数
現在（令和6年3月）、首都高速のICの数が全179か所、内35か所がETC専用ICです。
※出典引用元：首都高ドライバーズサイト
まだまだ少ない専用レーンではありますが、2026年度までに現在の35か所→160か所（全体の9割程度）に増やす方針です。
首都高速以外では、阪神高速が全143か所中、専用IC13か所、本四高速全34か所中、専用1か所。
となっています。
首都高速以外の高速道路もETC専用化される？
国土交通省と全国高速道路６社（NEXCO東日本、NEXCO中日本、NEXCO西日本、首都高、阪神高速、本四高速）の合同協議ですので、ETC専用化は全国に広がる予定です。
2030年くらいを目途に全線拡大をしていくようです。
ETC車とETC非対応車の違いは？
ETCあり・なしの料金を比較
では、首都高速を利用する場合、ETC対応車と非対応車でどのくらい料金が変わるのでしょうか？
首都高速のみなとみらいIC～丸の内IC（神奈川～東京間約35キロ）までの利用料金です。
| 首都高速 （みなとみらい～丸の内） | ETCあり | ETCなし |
| 通行料金 | 1,470円 | 1,950円 |
| 深夜割引（20%引） | -190円（適用） | （適用なし） |
約30kmで約500円の差額。各種割引適用なし。
約30kmほどで約500円の差がありますので、10倍の300Kmを高速移動した場合は単純計算で5000円ほどの差が出る可能性があります。
ETC対応車のメリットは金額の面だけ見ても大きいですね。
ETC非対応車で誤進入した場合の対応策
ETC専用入口にETC非対応車で誤進入してしまったらどうしたらいいのでしょうか？
ETC専用入口では現金やクレジットカード、ETCカード手渡しでの支払いは利用できません。
ETCゲートの通過前に気が付いた場合は「サポートレーン」に進行しましょう。
※出典引用元：首都高ドライバーズサイト
「ETCゲート」に進行してから気が付いた場合はUターンやバックでの切り返しは事故につながりますので絶対にやめましょう。
レーンにあるインターホンや呼出ボタンを使って係員に連絡後、指示に従いましょう。
誤進入時の支払い方法は？
誤進入時の支払い方法はETCカード番号を伝えての引落しか、払込用紙を使って後日コンビニ等での支払いになるようです。
取り付けするならETC2.0がおすすめ！取り付け費用は？
ETC車載器はネットでも手に入りますが、セットアップ作業はセットアップ登録店で実施してもらう必要があります。
”ETCを利用する場合は、必ず車載器セットアップ店にて（ETC，ETC2.0共に）車載器セットアップを行う必要があります。車種区分やナンバー情報などの車両情報を暗号化して書き込み，安全な通信のための暗号情報を組み込む作業です。”
セットアップについて：初めて・こんな時ETC│ETC総合情報ポータルサイト (go-etc.jp)
ETC車載器の種類
- 従来のベーシックなETC車載器
- ETC2.0
ETC車載器にはベーシックなものと2.0というものがあります。
ETC2.0は従来の料金収受システムだけのものから進化していています。
車と道路の双方向通信が可能になり、2.0対応カーナビと連動することで様々なサービスをうけることができます。
ETC2.0のサービス
- 前方1,000kmの主に高速道路の情報取得
- 高速道路から道の駅に一時退出しても追加料金なしに（全国26箇所）※詳細
- 圏央道、東海環状自動車道の特別割引
- 渋滞回避支援（ダイナミックルートガイダンス）
- 安全運転・災害時支援
などの運転情報支援や割引適用があります。
ベーシックなETCの取付費用は約1～2万円ほどですが、ETC2.0の場合約3～5万円ほどかかります。
居住地域的にETC2.0の恩恵をどのくらい適用できるのかを考慮して設置検討していただければと思います。
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インストラクターは大和市在住で周辺道路事情にも詳しく、神奈川県内の多数ペーパードライバー講習を行った実績があります。
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