こんにちは。

神奈川県大和市、相模原市、東京町田市その他、横浜市や川崎市を拠点に活動している出張型ペーパードライバー教習のHOP STEP DRIVE !!（ホップステップドライブ）です。

今回はシートベルトの正しい装着についてお伝えします。

みなさんは運転するときにはシートベルトを着用しているかと思いますが、街中を走っている車を見ていると小さな子どもにシートベルトをさせていない運転者がたまに見かけたりします。

子どもが嫌がるから？目的地が近いから？

それとも自分は事故を起こさないと思っているから？

シートベルトを装着させない理由はわかりませんが、これは法律違反行為になってしまいます。

年に数回はご自分や運転してもらっている家族の運転意識を見直す機会を設けてみましょう。

シートベルトは義務？道路交通法第71条の3

第１項

自動車（大型自動二輪車及び普通自動二輪車を除く。以下この条において同じ。）の運転者は、道路運送車両法第三章及びこれに基づく命令の規定により当該自動車に備えなければならないこととされている座席ベルト（以下「座席ベルト」という。）を装着しないで自動車を運転してはならない。

第２項

自動車の運転者は、座席ベルトを装着しない者を運転者席以外の乗車装置（当該乗車装置につき座席ベルトを備えなければならないこととされているものに限る。以下この項において同じ。）に乗車させて自動車を運転してはならない。

上記の様にシートベルト装着義務は運転者自身はもちろんのこと同乗者に対しても装着させる義務があります。

中途半端な認識でシートベルトの装着を怠った状態で事故に遭遇した場合、大怪我につながるだけでなく裁判などでは過失として不利になる可能性も十分あるといえるでしょう。

HOP STEP DRIVE !!の出張教習

シートベルト装着時と被装着時での安全性の違いは？

警察庁・JAF合同シートベルト着用状況全国調査結果（令和４年）
シートベルトの着用率：　運転席　約99％　助手席は約97% 後部座席同乗者の着用率：　一般道路　42.9%　高速道路等　78.0%

後部座席シートベルト着用・非着用別致死率
高速道路で、着用時の約19.4倍 一般道路で、着用時の約3.5倍

シートベルトは少なくとも55㎞/h以下の衝突事故ではかなりの確率で乗員の生命を守ってくれます。

車の衝突の衝撃はすごいもので20㎞/hぐらいで電柱にぶつかっても前席の人がフロントガラスを突き破ってしまうほどのものです。

JAFによる次の衝突実験では、後部座席にいるシートベルト被装着のダミーが衝突による衝撃で

強く前に投げ出された後に激しく運転席シートに体を打ちつけて、宙を舞った後に三列目シートまで移動していることがわかります。

衝突実験映像

360度VR動画（車両衝突編）