こんにちは。
神奈川県大和市、相模原市、東京町田市その他、横浜市や川崎市を拠点に活動している出張型ペーパードライバー教習のHOP STEP DRIVE !!（ホップステップドライブ）です。
「車を所有していない」ペーパードライバーは大変多く、いざ「運転したい！」となった時にとる方法は大きく分けて次の3つです。
運転するなら・・
①車を購入する、譲り受ける
②カーシェアリングサービスをつかう
③レンタカーをつかう
たまにちょいのりする程度ならばカーシェアやレンタカーサービスを利用する方が経済的です。
ではカーシェアやレンタカーはどのようなステップで手配することができるのでしょうか。
また、違いやメリットはどんなところにあるのでしょうか。
今回はカーシェアリングとレンタカーの違いについてお伝えします。
この記事でわかること
・カーシェアやレンタカー実際に使うまでの流れ
・それぞれのメリットデメリット
カーシェアとは？
カーシェアリングサービスの説明と仕組み
カーシェアリングサービスは、街中のステーション（車がある場所のこと）においてある車を共有することで、自分の都合のいい場所・タイミングや用途に応じて、必要なときだけ利用できるサービス。
会員登録と料金支払いの設定さえしてしまえば、登録済みの車両を自由にレンタルできるのが特徴です。
シェアカーを実際に利用するまでの流れは大まかに次のような感じです。
- 会員登録
- 専用アプリ、WEBサイト、または実店舗から登録。
- 会員カード発行
- 会員カードが発行されるので登録番号でログイン後、免許証情報などを登録。
- 車の予約
- 個人情報が承認されたら即時利用可能。アプリなどから予約可。
- 利用・返却
- 予約した時間に車を利用し、元の場所に返却。
- 報告・精算
- 利用報告をして、利用時間に応じて精算。
カーシェアリングサービスの特徴は、その柔軟性と便利さにあります。
車が必要なときだけ借りることができ、自分のタイムスケジュールに合わせて予約や返却を行うことができます。
こんな人におすすめ！
・駐車場がない、または駐車料が高い
・マイカー購入と維持は経済的に負担
・駅近
・短時間だけ車を使いたい
カーシェアの利用シーンは？
主な利用シーン
・旅行
日帰りの旅など比較的短時間近距離の旅行やお出かけ時に。
・ショッピング
荷物を持ち運ぶのに大変な大荷物や複数の商業施設間の移動に。
・家族の送迎
梅雨時期や猛暑日などの送迎に。
・運転の練習
運転初心者やペーパードライバーなどの練習に。
カーシェア利用のメリット
カーシェアには以下のようなメリットがあります。
メリット
・登録ができればいつでも予約可能
・近くのステーションから選択できる
・車の維持費がかからない
・給油しなくてよい
登録ができればいつでも予約可能
まず、自分で車を所有することなく、必要なときだけ車を利用できるという利点が最も大きな利点と言えます。
そして24時間いつでも予約を入れることが可能で深夜や早朝、急な予定変更など、不測の事態でも車を利用することができます。
近くのステーションから選択できる
自宅や活動拠点になる場所の近くから車を借りることができます。
基本的には主要駅の周辺が最もカーシェア利用のニーズが高まるので駅近であればステーション選択の幅が広がります。
車の維持費がかからない
普通車を所有する場合年間費用として20万円以上、月平均だと２万円前後位の費用が発生します。
維持費や駐車場代、保険料など、車の所有に関連する様々なコストを節約することができます。
都心に近い地域では駐車場代だけでも数万円かかってしまいますし、カーシェアのサービスステーションもたくさんあるので都市部を中心に発展してきたサービスと言えるでしょう。
給油しなくてよい
カーシェアのもう一つの大きなメリットとして、給油して返却する必要がない点が挙げられます。
多くのカーシェアリングサービスでは、利用者が車を返却する際に給油する必要はありません。
給油の手間や時間を考えると、これは非常に便利だよね！
でも誰も給油しなかったらガス欠になるんじゃ？
そう。
なので一定量の給油や洗車をすると割引になるみたいだよ。
カーシェア利用のデメリット
しかし、カーシェアにはデメリットもあります。
デメリット
・返却には駐車の技術が必要
・月額基本料がある
・細かな返却時間を設定する必要がある
・車内が汚いこともある
返却には駐車の技術が必要
カーシェアは、基本的に車を借りた場所に返却する必要があります。
したがって、おもにコインパーキングなどの比較的狭い駐車場内で元のスペースに停めるという駐車の技術が必須です。
この点においてペーパードライバーには少しハードルが上がっているかもしれません。
コインパーキング内での返却手順の例
①安全な場所に停車
↓
②立て看板を移動
↓
③駐車開始
この作業は駐車に自信のないドライバーには結構な負担になる。
月額基本料がかかる
サブスクリプション制となっている会社が多く、月額基本料がかかります。
月に一度も車に乗らない、もしくは頻繁に利用しない場合、コストパフォーマンスが悪くなる可能性があります。
ただし、１度でも乗れば月額基本料を利用料金に割り当てができます。
カーシェア各社の月額基本料
| サービス会社 | サブスクリプション （月額料） |
| タイムズ | 880円 （利用料金に充当可） |
| ｄカーシェア | 無料 |
| オリックス | 880円 （利用料金に充当可/無料プラン有） |
| 楽天 | 無料 |
| CARECO | 980円 （利用料金に充当可/無料プラン有） |
細かな返却時間を設定する必要がある
カーシェアリングでは、利用時間を予め指定する必要があります。
返却の予定時間を過ぎてしまった場合には追加料金が発生することがあります。
車内が汚いこともある
カーシェアリングでは多くの人が同じ車を共有するため、前の利用者が飲食したものなどを放置したり忘れたりすると、そのままの状態で車を利用することになる可能性があります。
実際に教習でも利用するときがありますが、ペットボトルやお菓子の中身の入ったままの袋などが取り残されていることがありました。
補償制度
NOC（ノンオペレーションチャージ）とは？
料金
距離料金とは？
レンタカーとは？
レンタカーサービスの説明と仕組み
レンタカーとは、個人や企業が特定の時間や期間、車を借りるサービスのことを指します。
レンタカー会社は様々な車種を提供しており、ユーザーは必要な期間だけ車を借りることが可能です。
この期間は数時間から数日、あるいは数週間にも及びます。
予約は、レンタカー会社が提供する車種やモデルの中から選択し、オンライン、電話、または店頭で行うことができます。
レンタカーを借りる手続きは、予約を行い、予定された日時にレンタカー店舗に行き、車を借りるという流れとなります。
使用後は指定された店舗に車を返しますが、一部のレンタカー会社では同一都道府県内であれば別店舗への乗り捨ても可能になっているためビジネス利用などで利便性を発揮します。
レンタカー利用のメリット
レンタカーのメリットは以下のようになります。
メリット
・豊富な車種から選べる
・乗り捨てができる
・車内清掃が行き届いている
・月額料金がない
豊富な車種から選べる
レンタカーサービスでは、コンパクトカーからミニバン、SUV、高級車まで、さまざまな車種が用意されています。
これにより、特定の車種を選びたい方や、特定の用途（大人数での移動や大きな荷物の運搬など）に合わせた車を選びたい方にとって、非常に便利なサービスとなっています。
乗り捨てができる
多くのレンタカーサービスでは、車を借りた場所とは異なる場所で返却することが可能です（一部のサービスやプランでは追加料金が発生する場合もあります）。
これは、一方向の長距離移動や旅行などに非常に便利です。
車内清掃が行き届いている
レンタカーサービスでは、各利用者の間に車内の清掃が行われます。
これにより、前の利用者が車内を汚してしまった場合でも、清潔な状態で車を利用することができます。
月額料金がない
レンタカーは利用したときだけ料金が発生し、月額料金は基本的にはありません。
これは、頻繁に車を利用しない人にとっては、コストを抑えることができる大きなメリットとなります。
レンタカー利用のデメリット
しかし、レンタカーにも以下のようにデメリットがあります。
デメリット
・車を借りるために店舗へ行く必要がある
・キャンセル料がかかる
・給油後返却またはガソリン使用分の料金が必要
車を借りるために店舗へ行く必要がある
レンタカーを利用する際には、まずレンタカーの店舗に足を運び、車を借りる必要があります。
これは、店舗が遠い場合や、店舗の営業時間内に車を借りる必要がある場合には不便です。
また、対面での契約手続きが必要となる点も考慮する必要があります。
キャンセル料がかかる
レンタカーの予約をキャンセルする場合、キャンセル料が発生することがあります。
予定が変わった場合や、急なキャンセルが必要になった場合には、このキャンセル料が負担となる可能性があります。
給油後返却またはガソリン使用分の料金が必要
レンタカーを返却する際には、基本的に給油してガソリン満タンの状態で返却する必要があります。
これは、返却前にガソリンスタンドを探して給油する手間と時間が必要となる点で、一部の利用者にとっては不便な点となります。
カーシェアとレンタカー徹底比較
カーシェアとレンタカーを比較した表です。
| カーシェア | レンタカー | |
| 会員登録 | 必要 | 基本的に不要 |
| 予約の利便性 | 24時間可能 | 24時間可能 |
| 車種の選択 | 限定的 | 豊富 |
| 乗り捨て | 不可 | 可能 (一部除く) |
| 車内の清潔さ | 利用者による | 毎回清掃 |
| 月額料金 | ある場合が多い | なし |
| 給油 | 不要 （給油で割引） | 返却時に必要 |
| キャンセル料 | あり （条件による） | あり |
ペーパードライバーはカーシェアとレンタカーどっちを選ぶべきか
ペーパードライバーが再び運転を始める際、それぞれのサービスは異なる特性を持っているため、どちらが適しているかは、その人のニーズや状況によります。
レンタカーが適している人
レンタカーは、一日以上の長時間利用に適しています。
例えば、「長時間の練習がしたい」や「旅行を兼ねて2日間車を借りて練習したい」などの場合、レンタカーはコストパフォーマンスが良い選択となります。
さらに、車種の選択肢が広いため、自分に合った車を選ぶことが可能です。
ただし、レンタカーは事前の予約が必要であり、また一定の時間枠内で返却しなければならないため、スケジュールの調整が必要となります。
カーシェアが適している人
一方、カーシェアリングは数時間程度の短時間利用に適しています。
「空き時間に車の運転をしたい」といった、短い時間だけ車を利用したいときに便利です。
また、必要なときにすぐに予約でき、自由に返却できる柔軟性があります。
ただし、6時間以上利用すると”距離料金”という追加費用がかかってくるのでコストが高くなる傾向があります。
6時間超の場合の料金例（タイムズの場合）
利用時間 6時間15分
利用距離 50km/時間
4,510円（時間料金）＋ 800円（距離料金50km×16円） ＝ 5,310円（合計額）
カーシェア各社の基本料金比較
| サービス会社 | 利用料 | 距離料金 （6時間超 /ナイトパック） | 6時間パック |
| タイムズ | 220円～/15分 | 16円/km | 4,290円～ |
| d カーシェア | ORIX 230円～/15分 CARECO 200円～/10分 カリテコ 220円～/15分 | ORIX 18円/km CARECO 20円/km カリテコ 14円/km | ORIX 4,280円～ CARECO 5,720円～ カリテコ 4,510円～ |
| ORIX | 220円～/15分 | 18円/km | 4,280円～ |
| 楽天 | ORIX 240円～/15分 カリテコ 220円～/15分 | ORIX 18円/Km カリテコ 14円/Km | ORIX 4,780円～ カリテコ 4,510円～ |
| CARECO | 150円～/10分 | 18～22円／km | 4,280円～ |
各サービスのコスト、利便性、利用のしやすさから選んでみよう
カーシェアとレンタカーの利便性比較
| カーシェア | レンタカー | |
| コスト | 短時間利用向き | 長時間利用向き |
| 予約しやすさ | アプリ予約 | アプリ予約 |
| 開始場所 | ステーション （駐車場） | 実店舗 |
| 返却場所 | 同ステーション | 乗り捨てあり |
| 手続き | 24時間 | 店舗営業時間内 |
| 車種 | コンパクトがメイン | ラインナップ豊富 |
| 補償 | オプション | オプション |
利用のしやすさでは、レンタカーは運転経験を思い出すための長時間運転に適しています。
一方、カーシェアリングは急な必要性や短時間運転に対応できるため、運転に対する不安を少しずつ解消したいペーパードライバーには適しています。
したがって、ペーパードライバーがどちらのサービスを選ぶべきかは、以下のような選び方をすると良いでしょう。
・スケジュールに余裕があり、長時間の練習をしたい、車種も選びたい場合
→レンタカー
・スキマ時間で短時間の練習を何度もしたい、車種にこだわらない場合
→カーシェアリング
自身の運転スキル、運転に対する自信、利用目的、利用時間など、様々な要素を考慮する必要があります。
しかし、どちらのサービスも、ペーパードライバーが安全で自信を持って運転できる環境を提供してくれます。
レンタカー・カーシェア主要なサービス紹介
それでは最後におすすめのレンタカーとカーシェアのサービスをご紹介していきます。
カーシェアリングサービス
全国展開しているカーシェアリング最大手。
タイムズ駐車場のネットワークを活用。
予約から返却までアプリで管理でき、利用時間や距離に応じた料金設定が特徴。
初期費用はカード発行手数料は1650円で月額利用料は880円。
入会は最短で１５分！すぐ乗れるのが便利！
全国展開するカーシェア大手で、三井のリパークを中心としたステーションを展開。
一部地域では電気自動車(EV)も。
予約は24時間365日利用可能。
予約、開錠、決済までスマホアプリで完結。
初期費用が無料で月額980円。
全国の駅やコンビニ、スーパーなどにステーションを設置。
料金が時間単位で設定されていますが、特に長期間での利用料金が安い。
初期費用は0円で月額880円。
利用料金に応じて楽天ポイントが貯まり、支払もOK。
初期費用・月額費・ガソリン代・保険・補償代なし。
使いたい時に、使った分だけの分かりやすい利用料金システム。
24時間365日、最短15分から貸出。
利用料金は利用時間と走行距離での計算。
入会手続きに必要なもの
・運転免許証
・クレジットカード
・携帯電話番号とメールアドレス
・現住所確認書類（現住所が異なる場合）
・学生証（学生プランのみ）
レンタカーサービス
全国に店舗を持つ大手レンタカーサービス。
車種が豊富。
営業所の数が多く借りやすい。
長期利用や早朝・深夜の利用など、多様なニーズに対応。
全国のディーラーや空港などに店舗あり。
トヨタ車を中心に多種多様な車種を取り揃えており、安全装備も充実。
料金高めだが最新モデルやハイグレード車に乗れる。
コンパクトカーからミニバン、SUVまで幅広い車種を提供。
24時間いつでもネット予約可能で、利用時間や利用場所に応じたプランが豊富。
カーシェアとレンタカーを使い分けできる。
まとめ
ペーパードライバーが再び運転を始める場合、カーシェアリングサービスとレンタカーのどちらも利用しやすいサービスです。
どちらを選ぶべきかは、利用目的、予定時間、そして個々の運転スキルや自信レベルによって選択しましょう。
6時間以内ならカーシェア、6時間超ならレンタカーが経済的でおすすめ！
そして、安全運転を心がけること、余裕をもって運転すること、定期的に練習を行うことが必要です。
ペーパードライバーであっても、適切な準備と練習をすれば、安全で自信をもって車を運転することができるでしょう。
HOP STEP DRIVE !!のペーパードライバー講習を受講してみませんか？
ホップステップドライブ!!は神奈川県大和市、相模原市、座間市、海老名市、綾瀬市、藤沢市、横浜市、川崎市/東京都町田市その他地域に出張型ペーパードライバー講習を行っております。
大和市在住の代表は周辺道路事情にも詳しく、神奈川県内の多数ペーパードライバー講習を行った実績があります。
カーシェアやレンタカーを使った講習利用も可能です。
まずはどんな講習プランがあるのか下のバナーから確認してみてください。
HOP STEP DRIVE !!の出張ペーパードライバー教習
