こんにちは。
神奈川県大和市、相模原市、東京町田市その他、横浜市や川崎市を拠点に活動している出張型ペーパードライバー教習のHOP STEP DRIVE !!(ホップステップドライブ)です。
マイカーをお持ちになっている方々はどのくらいの頻度で洗車していますか?
今回は初心者向けに最寄りのガソリンスタンドでの洗車と車内清掃についてお伝えします。
常に過酷な環境にさらされ続ける車
車というものはガレージでもない限り常に外の過酷な環境のもとにさらされ続けています。
晴れた日には日差しや紫外線が、雨の日は地面のほこりや油分が舞い上がってボディにくっつきます。
春は黄砂や花粉がこびりつき、夏には気温が上がりものすごい熱量のアスファルトの上を走り、冬は冷え込んだ夜に放置されます。
そういう環境に置かれている車は汚れが溜まりやすいので定期的に取り除いていく必要があります。
子どもが乗ると車内も驚くほど汚れる
特に子どもが乗ると車はあっという間に汚れていきます。
なぜなら、子どもの靴や服には公園で遊んだ時の砂がついていたり、ポケットの中に拾ってきた石が詰め込まれていたり車内で食べたスナック菓子などが落ちたりと車内も汚れていきます。
快適空間の車内も、その分汚れが付きものですので定期的に洗車や清掃してあげましょう。
では車内外を清掃とかんたんなメンテナンスですることでどのような効果が期待できるのでしょうか?
車の定期的なメンテナンスにはどんなメリットがある?
車の定期的なメンテナンス作業で次のような効果が期待できます。
①見た目が綺麗になり気持ちよく乗れる ②不具合に気が付きやすくなったり不具合を防止することができる ③空気圧が保たれて燃費が向上する |
①は当然として②や③は車の走行にとっては経済的な節約効果があります。
その理由としては、
特に車内に落ちているごみや石などを取り除くことで座席やドアのレールなどの目詰まりを防いだり、細かな部分を見ることにつながるので車のちょっとした劣化や変化に気が付くことができます。
また、タイヤの空気圧を保つことで走行中の揺れやガタつきを減らして燃費を向上することが期待できるでしょう。
タイヤの空気圧は1か月で5~10%失われていくと言われています。
一般社団法人 日本自動車タイヤ協会(JATMA)の空気圧の低下に対する意識調査によると実際、空気圧が減ることに対するドライバーの認知は低く、乗用車の30%が空気圧が不足したまま走行しているそうです。
この機会に空気圧の確認をしてみてはいかがでしょう。
効率よい清掃方法は?洗車機やバキュームマシンの使い方と注意点
まずは自宅の近くの洗車機やバキュームマシン(掃除機)があるセルフ式ガソリンスタンドを探しましょう。
洗車機やバキュームマシンがあるガソリンスタンドを見つけたら次のような作業工程で進めていきます。
①(必要があれば)給油し、自動洗車機で洗車する
②拭き上げタオルで水滴を吹き上げる
③バキュームマシンで砂やごみを取る
④足元マットのごみを取る
⑤タイヤの空気圧をチェックする
掃除にかかる所要時間はどれくらい?
今回はコンパクトカーであるスイフトを洗車、吹き上げ、車内清掃、タイヤの空気圧チェックまでのクリーンアップを行いました。
作業に要したおおよその時間は20分くらい。
洗車のオプション、載せている荷物量、作業人数、ガソリンスタンド混雑具合、作業効率などにもよりますが、最低限とすると要するおおよその時間は表のような感じです。
車種 | 洗車 | 拭き上げ | 車内清掃 | 空気圧 | 合計 |
コンパクトカー | 5分 | 5分 | 5分 | 5分 | 約20分 |
SUV | 5分 | 5~7分 | 10分 | 5分 | 約25~27分 |
3列シートミニバン | 5~7分 | 10分 | 10~15分 | 5分 | 約30~40分 |
特にミニバンタイプの大きな車の場合はファミリーカーとして利用していることが予測できますので車内の荷物も多くなりがち。
ベビーシートやチャイルドシートを設置している場合は着脱などにも時間がかかってしまいます。
車内清掃するときは極力載せている荷物も減らしてから向かうこと、時間に余裕があるときに向かいましょう。
自動洗車機の使い方と注意点
ガソリンスタンドにある自動洗車機を使ってみましょう。
洗車機の手前にはこんな感じで操作機が設置してありますので操作しやすい運転席の横に並ぶような感じで寄せていきます。
画面の案内表示に従って選択していきます。
洗車前の注意点
サイドミラーなど車のボディよりもはみ出している箇所をたたんで窓はすべて締め切っておきましょう。
設定が完了したら案内に従って前進していきます。
このときアクセルは極力使わずクリープを使って前方の電光板に「停止」の表示が出るところまで進みましょう。
洗車中の注意点
・車を動かさないように「P(パーキング)」にいれましょう。
・絶対にドアや窓をあけないようにして乗り降りなどしないようにしましょう。
洗車、乾燥が完了すると再び「前進」の表示がでますので、前進して完了となります。
ガソリンスタンドの店舗で拭き上げタオルを借りておく
洗車後拭き上げができる場所へ移動します。
バキュームマシンがある場所に停められればそのまま車内清掃に移行しやすいですね。
ガソリンスタンドの店舗によっては拭き上げタオルが貸し出されている場合もあるので事前に借りられるか確認しておきましょう。
親切なガソリンスタンドであればこのようにボディ用、車内用、ホイール用というようにわけられています。
①窓ガラス・サイドミラーを拭き上げる
②ボディ外側を拭き上げる
③窓の淵やドア内側の汚れを取る
④ホイールキャップやホイールの汚れを取る
①まずは必ず窓ガラスとサイドミラーから拭き上げていきます。
窓ガラスから始める理由としては、洗車は晴れた日に行うことが多いと思いますが、気温の高い陽ざしの強い日は窓の水滴があっという間に水あかに変化して白い斑点になってしまうためです。
②窓ガラスとミラーの水滴を素早く吹き上げたら、ボディの拭き上げです。
ボディが黒い場合は窓ガラスを同じく水滴を手早く拭き取らないと水あかとなり目立ってしまいますので注意が必要です。
③ボディ全体の大まかな拭き上げが終わったら、細かい汚れている部分の汚れを取りましょう。
特に窓のサッシ部分やドア内側の足元付近は汚れがたまりやすい部分ですのでしっかりと汚れを取り除いておきましょう。
④次にホイールキャップなどの汚れを取り除いていきます。
地面により近いホイールキャップも汚れやすいのでタオルで拭いておきましょう。
(ペットボトルに水と使い古した歯ブラシなどがあると狭い部分の汚れを取りやすくなります。)
バキュームマシン(掃除機)の使い方と注意点
次にバキュームマシンの使い方です。
家庭用の掃除機と違ってガソリンスタンドにおいてあるマシンは非常に吸気が強いのが特徴です。
100円で5分間作動させることができ砂や石などもガンガン吸い込んでくれます。
バキュームマシンは通常ごみを吸い込む仕様になっていますが、手元のレバーを使うことでエアを排気してホコリを飛ばすこともできるようになっています。
細かな所やエアコンの吹き出し口などにはホコリが溜まりやすいので排気モードもうまく使い分けするのがコツです。
注意点としては限られた時間で車のバキューム作業を負わさなくてはいけないのでできるだけ車内の荷物などがあれば外に出して効率よく作業できるようにしておきます。
また、バキュームマシンのアームの届く可動範囲も限られているので特にミニバンなどを掃除するときにはアームが届かなくて時間切れということを防ぐために社内の隅々までアームの可動範囲内にあるかを確認しておきましょう。
おおよそのバキュームマシンの使用時間目安です。
車のサイズ | 使用時間 | 料金(回数) |
コンパクトカークラス | 約5分 | 100円(1回) |
SUVクラス | 約10分 | 200円(2回) |
ミニバンクラス | 約15分 | 300円(3回) |
三列目までシートがあると座席の前後しながらバキュームを行うことになるため時間がかかります。
ガソリンスタンドの店舗などを利用して小銭はあらかじめ多めに用意しておきましょう。
ガソリンスタンドの店舗によってはオリジナルの清掃用具も!
私がいつも利用している出光興産の最寄り店舗では、オリジナル清掃用具「マット!バン!バン!」なるものが置いてありました。
使い方はマットを裏返しにおいて裏側をはたきを使って「バンバン!」とたたくという単純なもの。
これは画期的で掃除機で吸うよりもかなり楽に砂や石などが取れました。
タイヤの空気圧チェッカーの使い方と注意点
最後に空気圧チェッカーを使って空気圧を適正値にします。
ここではこの自動タイプが設置してあります。
①タイヤの適正値を調べる(運転席のドア開口部)
②空気圧チェッカーの数値を適正値に設定します(前輪と後輪で異なる場合有)。
③タイヤのエアバルブキャップを外してチェッカーのホースの先をバルブに合わせます。
「ピピ、ピピ」という音が「ピー!ピー!」という音に変わったら適正値です。
④完了したらエアバルブキャップを忘れずに締めましょう。
この他によくあるのがこちらのタンク型エアキャリーです。
このタイプの使い方は測定した空気圧をメーターで見て、空気を入れる「+」ボタンと空気を抜く「-」ボタンで自分で適正値に調整します。
その他こんな装置も利用できる
今回は使用していませんが他にはタイヤワックスを使える装置や、この日はメンテ中でしたがフロアマットを洗浄できる装置などもあります。
まとめ
今回は最寄りのガソリンスタンドでの洗車と車内清掃についてまとめました。
車内外をきれいに保つことで
①見た目が綺麗になり気持ちよく乗れる ②不具合に気が付きやすくなったり不具合を防止することができる ③空気圧が保たれて燃費が向上する |
というメリットがありますので「ガソリンスタンドでは給油しかやってないよ」という方は次の休みの日に最寄りのガソリンスタンドに出掛けてみてください。
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